情報発信や広告手段として近年ますます注目されているデジタルサイネージは、屋外においても、その視認性や効果の高さから、様々な場所で活用されています。
今回の記事では、屋外用デジタルサイネージを設置する際に抑えておくべきポイントや注意点を解説します。
弊社で取り扱っている屋外設置可能な製品も紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
デジタルサイネージの屋外設置のメリット
高い視認性と目を引くデジタルディスプレイは、通行人や車両の運転者など、幅広い層の視線を集めることができます。静的な看板と異なり、動画や動きのあるコンテンツを活用することで、記憶に残る広告や情報提供が可能です。
デジタルサイネージはリアルタイムでコンテンツを更新できるため、季節や時間帯に応じてメッセージを変えるなど、柔軟な情報発信ができるのも大きなメリットといえます。
また、屋外に設置することで広範囲にわたる情報拡散が可能となり、認知度向上やプロモーション効果の向上が期待できます。
屋外設置のポイント・注意点
屋外にデジタルサイネージを設置する際には、設置場所や目的に応じて適切な種類を選ぶことが重要です。
「半屋外」「野ざらし」「軒下」など、設置する環境により適した種類が異なります。たとえば、完全な屋外ではより防水・防塵性能の高いモデルが求められます。
また、壁掛け型やスタンド型など、設置場所の構造や周囲の状況に合わせたタイプを選ぶことで、スペースを有効に活用できます。視認性や周囲との調和を考慮して設置することで、情報伝達の効果を高めることが可能です。
設置する目的を明確にすることも大切です。広告を目的とする場合、視認性の高い位置や人通りの多い場所に設置することで効果が期待できます。一方、案内や情報提供が主な目的であれば、ターゲットにとってアクセスしやすい位置や設置方法を選ぶと効果的です。
安全性への配慮も必須です。強風や地震などの外的要因に耐えられる構造にするほか、不特定多数がアクセスする環境では転倒防止や盗難防止のための施策も重要です。
夜間や悪天候でも安全に利用できるよう、設置場所や周辺環境など総合的に考慮する必要があります。
主な活用場所
デジタルサイネージの屋外での活用例を紹介します。
公共交通機関
駅やバスターミナル、空港などの交通施設では、乗客への案内や広告表示に利用されています。リアルタイムな時刻表や遅延情報を提供するほか、広告コンテンツを表示することで、多くの人々に効率的に情報を届ける役割を果たしています。
イベント会場
スポーツイベントやコンサート会場などでは、スケジュールの案内やチケット情報の発信などに使用されています。会場内外に設置することで、来場者の利便性を高めるとともに、スポンサー企業の広告媒体としても機能します。
店舗
個人経営の店舗やチェーン店では、新商品やキャンペーン情報を発信するツールとして活用されています。動的な映像によるアプローチは、通行人の視線を引きつけ、来店誘導につながります。
大型商業施設
ショッピングモールやデパートでは、館内案内やプロモーション活動に活用されています。多くの人が集まる場所でリアルタイムな情報提供を行うことで、来店者の購買意欲を高める効果が期待できます。
観光スポット
観光地では、地域の魅力を伝えるツールとしてデジタルサイネージが使われています。観光案内やイベント情報を発信することで、訪問者の満足度を向上させ、地域全体のプロモーションにも寄与します。
【製品紹介】屋外設置可能なデジタルサイネージ
弊社、協同コムでは、防水防塵仕様で様々な環境やニーズに対応した屋外用デジタルサイネージを扱っております。スタンド一体型をはじめ、キャスター付きモデルや壁掛けタイプ、タッチ対応モデルなど、多彩な種類と機能が特徴です。
移動が容易なキャスター付きモデルは、日陰向けから直射日光対応の高輝度モデルまであり、設置場所に応じて最適な製品が選べます。
キオスクタイプは、一体型筐体で配線が簡単に整理でき、安定した運用が可能です。商業施設や自治体、病院など様々な場所での導入実績があります。
その他、壁掛けタイプやタッチ機能付きモデルなど設置場所や目的に応じて柔軟に選択できます。薄型ハイエンドモデルやコストパフォーマンスに優れたモデルもありますので、予算に応じた導入が可能です。
弊社では、8カ月ごとにフィルター交換作業も行う有償保守サービスもございますので、導入後も安心してご利用頂けます。
ご興味がございましたらぜひ以下の詳細をご覧ください。
デジタルサイネージの屋外設置を検討しているなら
デジタルサイネージは、広告や情報発信の効果的なツールとして注目され、屋外でも幅広い活用が進んでいます。
今回の記事では、デジタルサイネージの屋外設置のメリットや設置する際のポイント・注意点を解説しました。
導入する際には、設置場所や目的に応じた適切な種類を選び、目的を明確にした上で運用し、安全性にも配慮することが大切です。
なお、デジタルサイネージの屋外設置を検討している場合には弊社、協同コムまでお気軽にご相談ください。