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【防水仕様】屋外用デジタルサイネージの製品紹介

 

広告や情報発信に欠かせない「デジタルサイネージ」を屋外に設置する場合には防水仕様の製品を選ぶ必要があります。

 

しかし「防水仕様のデジタルサイネージ」といっても様々な種類やタイプがあり、性能も異なりますので、設置場所や目的に合わせた適切な製品の選択が求められます。

 

今回の記事では、防水仕様の屋外用デジタルサイネージを選ぶ際のポイントや、当社で扱う製品情報をご紹介します。

 

防水仕様のデジタルサイネージを選ぶ際のポイント

雨や雪、埃などの影響を受ける屋外での使用を想定して設計されている防水仕様のデジタルサイネージですが、「防水仕様」という表記があっても、実際には製品ごとに耐えられるレベルが大きく異なる点に注意が必要です。ちょっとした水やホコリ程度の対策しか施されていない製品もあれば、台風や豪雨にも耐えうる高い防水性能を備えた製品も存在します。

 

そのため、設置場所の環境条件や使用目的をしっかりと考慮し、それに見合った防水性能の製品を選ぶことが重要です。適切な製品でないと内部に水が侵入して故障や事故の原因になる恐れもあります。また屋外に設置する場合は、雨風だけでなく、高温や低温、湿気などの影響も受けやすい点を踏まえたうえで検討しましょう。

 

IPコードとは?

屋外用のデジタルサイネージを選ぶ際に一つの基準になるのが「IPコード」と呼ばれる表示です。IPコードは「Ingress Protection(侵入保護)」の略称で、どの程度の粉塵や水の侵入を防げるかを示す国際規格のコードです。

 

一般的に「IP」につづく2桁の数字で表されており、前の数字が「固形物に対する保護等級」、後の数字が「水の侵入に対する保護等級」を示します。たとえば、IP65という表記であれば、6が粉塵に対して保護できるレベル、5があらゆる方向からの噴流水に対しての保護を意味します。

 

数字が大きいほど防塵・防水性能が高いことを示し、屋外での使用や厳しい気象条件が予想される場所での設置を検討する場合には、少なくともIP65程度以上の製品を選ぶと安心です。ただし、設置環境によってはIP66やIP67を求められるケースもあるため、具体的な使用条件に合わせて最適な防水・防塵レベルを検討しましょう。

 

【防水仕様】屋外用デジタルサイネージの製品紹介

【防水仕様】屋外用デジタルサイネージの製品紹介
 

ここからは、防水防塵性能を備えた屋外用サイネージとして、キャスター付きの移動タイプから据え置きのキオスクタイプ、さらにタッチ機能を備えたモデルや壁掛けタイプまで、当社で扱っている製品をご紹介します。

 

キャスター・ODSモデル

キャスター・ODSモデル
 

移動のしやすさと防水機能を両立させた屋外用デジタルサイネージです。「ODS-32シリーズ」は、軒下など直射日光が当たらないロケーション向けで、小売店や歯科、マッサージ店などで多くの導入実績があり、最大輝度1500cdにより日陰の中でもしっかり視認が可能です。

 

一方、より高い防水防塵性能を求める場合には、全天候型の「H467SL-2」が適しています。輝度2500cdの高輝度パネルを搭載しており、直射日光下でも鮮明な表示が可能なうえ、キャスター付きで移動も簡単です。バス停や商業施設、冠婚葬祭会場などでの導入実績があります。

 

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キオスクモデル

キオスクモデル
 

防水防塵筐体に高輝度パネルを搭載した一体型デジタルサイネージで、基礎の上に立てて設置するタイプです。内部にサイネージ運用用のPCやSTBを格納できるため、配線や機器管理をスッキリまとめられます。

 

RAL7040(windows grey)色の筐体はオフィスビルや商業施設、高速道路の料金所など、様々な場所での導入実績があります。

 

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キオスクタッチモデル

キオスクタッチモデル
 

キオスクモデルにタッチ機能を追加したモデルです。防水防塵筐体にPCやSTBを内蔵し、Windows 7以降のOSに対応(android、Linuxは要検証、MAC OSは非対応)しており、直感的なタッチ操作が可能です。

 

商業施設や自治体、病院など、利用者が自ら情報を取得したい場所での導入が進んでいます。

 

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壁掛けモデル

壁掛けモデル
 

防水防塵筐体を壁面に固定し、高輝度パネルを一体型で運用するタイプです。サイネージ用のPCやSTBは筐体内部に格納できるため、配線処理がシンプルで、外観もスッキリします。Hタイプは厚みがある分、コストを抑えたモデルとして人気で、RAL7040(windows grey)を採用。

 

一方で、Qタイプは薄型のハイエンド筐体で、RAL9005(jet black)を採用しています。オフィスビル、飲食店、自治体など、多彩な場所で導入されています。

 

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壁掛タッチモデル

壁掛タッチモデル
 

壁掛けタイプにタッチ機能を付加したモデルで、低コストのHタイプと薄型でハイエンドなQタイプから選択できます。Windows 7以降(android、Linuxは要検証、MAC OSは非対応)に対応し、ユーザーが直接画面を操作するインタラクティブなデジタルサイネージとして、多くの商業施設や自治体、飲食店などで導入されています。

 

タッチパネルも防水防塵筐体に組み込まれているため、屋外環境でも安心して運用が可能です。

 

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防水仕様の屋外用デジタルサイネージをお探しなら

今回の記事では、防水仕様のデジタルサイネージを選ぶ際のポイントや当社で取り扱っている製品をご紹介しました。

 

防水仕様と表記されている製品でも、実際には耐えられるレベルが製品ごとに大きく異なります。そのため、設置場所の環境や使用条件に合わせて適切な製品を選ぶことが重要です。

 

防水仕様の屋外用デジタルサイネージの導入を検討されている場合には、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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